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求人の応募率は掲載写真で変わる? 効果的な求人写真の撮り方を解説

求人写真の撮り方(参考資料付き)

求人に掲載する写真は、撮り方や写真の有無で応募率が変わります。なんとなく撮影してしまいがちな求人写真も、ポイントを意識するだけでよい印象を与えることが可能です。より効果的な採用活動を行うためにも、応募率を上げる写真撮影のコツを把握しておきましょう。

今回は、求人写真で応募率が変わる理由や撮影の手順、より効果的な撮影方法などをご紹介します。応募率向上に向けて、ぜひご参考にしてください。

求人の応募率が掲載写真で変わる理由

まずは「求人写真になぜこだわる必要があるのか」、写真によって応募率が変わる、代表的な理由について解説します。

一覧表示での掲載写真でイメージが決まる

求人サイト内の一覧表示での写真によって、応募率は左右されます。一覧表示とは求人検索をした際に、複数企業の求人が表示される画面のことです。多くの求職者は求人タイトルと写真からどのような職場なのかをイメージし、気になる求人ページを閲覧することで応募のアクションを起こします。そのため、応募率を上げるためには、一覧表示での掲載写真にこだわる必要があるのです。

昨今ではIndeedをはじめとした求人検索サービスにおいても、スマホやアプリ閲覧の場合は写真設定が可能となりました。そのため、他社と差別化を図り、自社の特色を出しやすい求人写真は、閲覧数・応募数UPのための重要なポイントとなっています。少しの工夫をするだけで、大きな違いを生むことができる部分だといえるでしょう。

会社の雰囲気が伝わりやすい

求人写真によって社内の雰囲気などが伝わりやすくなることで、応募率を向上させることができます。文字だけの情報では画一的になってしまうイメージも、写真を通して伝えることでより具体的に雰囲気を伝えることが可能です。求職者は組織の特徴や労働環境などをイメージしやすくなるため、より応募アクションを起こしやすくなります。

企業との相性を、求職者が判断しやすい

求職者は、会社の雰囲気・環境・働く人の情報を写真からも得て、総合的に応募の判断をしています。求人写真にこだわることは手間にも感じますが、その分ミスマッチを防げるメリットがあります。求人写真によって会社の価値観やイメージを共有することで、採用効率の向上に繋げることができるでしょう。

求人写真を撮影する手順

では次に、求人に使用する写真を撮影する手順について解説します。

ペルソナを設定する

まずは採用したい人材を細かく分析した、ペルソナを設定します。年齢・性別・学歴・経歴・必要スキルはもちろん、居住地や趣味・価値観などから人物像を作り、どんな求職者をターゲットにするのかを明確にすることが大切です。

伝えたいイメージ・内容を決める

ペルソナの設定が決まったら、「なにを伝えたいか」を決めていきます。基本的には組織や会社の強みや、最もイメージのよい部分を写真で表現するのがセオリーです。雰囲気のよさが自慢の組織であれば、社員同士が談笑している場面などにするのもよいでしょう。

また、組織としての勤務方針やビジョンを写真で表現するのも、価値観が同じ人材を集めるのにおすすめの方法です。仕事を協力し合う雰囲気の写真や数人で肩を組む写真なども、組織の雰囲気を表現する写真となります。設定したペルソナからの応募を集めるためにどうすればよいか、組織の特徴と擦り合わせながら考えることが大切です。

撮影する対象を決める

伝えたいイメージと並行して、撮影する対象も検討します。伝えたいイメージが明確であれば、人物でなくても特に問題はありません。オフィスの風景や自社製品、企業ロゴなどを写真として活用することも可能です。

安心感を与えるのであれば、ペルソナと同世代の社員をモデルにするのもひとつの方法です。ペルソナの価値観を想像しながらイメージや構成を決定し撮影を実施します。

撮影した写真を挿入して確認する

撮影した求人写真は、原稿に挿入して最終確認を行います。スマホを利用して求人を閲覧する求職者の割合が非常に多いため、スマホでのチェックは重要な作業です。しっかりとイメージが伝わる画像であるか、写真の大きさが適切であるか、原稿との相違はないか、といった確認をしてから、公開することをおすすめします。

応募率をUPさせる、求人写真の撮り方のコツ

ここからは、応募数を向上させるための、求人写真撮影のポイントについて解説します。

できるだけ沢山の情報を入れる

掲載写真を閲覧した求職者が興味を持てるよう、一枚の写真に多くの情報を入れて撮影することが効果的です。例えば、手元だけの画像と集合写真を比べると、集合写真の方がメンバーそれぞれの顔がみえることで安心感が生まれ、より多くの企業情報を知ることができます。下記写真のように一枚の写真から受け取れる情報を多くすることで、応募率UPに繋げることができるでしょう。

ペルソナが知りたい情報を入れる

設定したペルソナが知りたいであろう情報を考察し、写真で伝えることもよい方法です。例えば「教育体制を知りたい」なら「教育時の写真」、「社内の雰囲気を知りたい」なら「勤務風景やスタッフの写真」を選びます。文字だけよりも、写真があれば安心感も増すものです。伝えたいポイントを写真で表現することが大切です。

現場の雰囲気が伝わる自然体な写真を使う

作った表情やポーズでは心情が伝わりにくいため、笑顔が必要であればあえて話しかけたり、仕事風景を撮る場合は作業を進めながら撮影するなど、できるだけ自然体での写真撮影をおすすめします。背景や表情など、作り込み過ぎるとサンプル写真と変わらず、現場の雰囲気も伝わりません。普段通りに近い写真が求職者によい印象を与えるでしょう。

さらに効果的な求人写真のテクニック

では最後に、さらに効果を上げるための求人写真のテクニックをご紹介します。

競合企業の求人写真との差別化を図る

求人サイトの一覧表示で並ぶ可能性のある、競合企業との差別化を図ることがおすすめです。まずは求人サイトで、求職者が検索する地域や職種などで絞り、一覧表示の競合を閲覧します。競合企業の求人写真と似通ってしまうと、求職者の目にとまりづらいため、異なるイメージの写真にすることが重要です。

たとえ雇用条件が競合企業より劣っていても、写真がよければ閲覧数が競合を越えることは充分にあります。自社ならではのよさを写真でアピールすることで、閲覧数が増え、効率的な採用に繋がります。

数枚の写真を掲載する場合はバランスにも注意が必要

求人で数枚の写真を掲載する場合は、全体のバランスにも注意が必要です。文章と写真とのバランスはもちろん、横並びの写真なら、それぞれの内容にも配慮して写真を選定します。同じイメージの写真を避け、バリエーションがあることも写真選びの大切なポイントです。ペルソナの価値観を踏まえたうえで、訴求したい内容に沿った写真を選びをすることが必要です。

まとめ

本記事では「求人写真で応募率が変わる理由や撮影の手順、より効果的な撮影方法」などをご紹介しました。少し手間のかかる撮影ですが、写真が求職者に伝えるメッセージは意外と大きいものです。今回ご紹介した撮影のテクニックを、ぜひ求人写真の撮影にお役立てください。