スタンバイとは? 無料で求人掲載する方法から、仕組み・特徴までを徹底解説。

スタンバイとは?無料で求人掲載する方法

常時1,000万件以上の求人を掲載する、求人検索エンジン「スタンバイ」。近年、認知度があがってきているサービスですので、掲載を検討中のご担当者も多いのではないでしょうか?求人件数の多さからユーザー数も増加傾向にあるため、今のうちに上手な活用方法を理解しておきたいところです。

今回は「スタンバイ」へ無料掲載する方法をはじめとして、仕組みや特徴・応募効果を高める方法までを丁寧に解説します。

スタンバイとは?

スタンバイは国内有数の求人サービスのひとつです。まず初めに基本的な情報と掲載料金について解説します。

スタンバイの基本情報

スタンバイは2015年に提供を開始した、Indeedなどと同じ求人検索エンジンです。ビズリーチを提供する「ビジョナル株式会社」と、Yahooやラインなどを子会社に持つ「Zホールディングス株式会社」の合弁事業会社、「株式会社スタンバイ」によって運営されています。

スタンバイは、2023年時点で月間1,000万人以上のユーザーが利用する、国内有数の求人検索エンジンとなりました。ユーザー拡大の理由は、2つの親会社がもつ「求人」と「IT」の強みを活かしたサービスであること。日本全国から1,000件を超える求人が常時掲載される情報量と、求職者が自分に合った仕事をみつけやすい機能性を軸に、現在もユーザーを増やしているサービスです。

スタンバイの料金設定

スタンバイの料金設定には、「無料掲載」と「有料掲載」の2種類があります。「無料掲載」の場合はWEB上にある求人情報が自動転載されるもので、求人掲載された場合の費用は一切掛かりません。また「有料掲載」をしたい場合は、閲覧されるごとに課金される「クリック課金」による、スポンサー枠への掲載を申し込むことができます。

スポンサー枠とは、一般の無料掲載よりページの上部に表示される有料掲載枠のことです。スポンサー枠へ掲載することで他の求人に埋もれてしまうことを避け、閲覧数を増やし応募に繋げることが可能です。無料掲載で効果が出なければ有料掲載に切り替えるなど、採用の緊急度や効果によって上手く使い分けると良いでしょう。

スタンバイに無料掲載する方法

それでは、無料掲載するにはどうすれば良いのでしょうか?ここではスタンバイへ無料掲載をする方法を3つご紹介します。

クローリング機能を活用した掲載

スタンバイのクローリング機能を活用した自社求人の掲載方法です。クローリング機能とは、WEB上の求人情報をロボットが自動で収集するもので、規定に合致したもののみを転載します。規定に沿った求人情報を自社HPに公開しておくことでクローリングのタイミングで転載されます。

XMLフィードを使用した掲載

自社求人をXML形式に変換し、スタンバイと連携することで掲載する方法もあります。こちらは有料サービスなどで使う掲載方法で、クローリング掲載に比べてスムーズに掲載できることが最大のメリットです。一方で求人情報をXML形式にするための専門知識が必要で、定期的なメンテナンスが必要になる場合もあります。メリットとデメリットを事前に確認したうえで、慎重に活用したい方法だと言えます。

採用管理システムを活用した掲載

スタンバイと提携している「アットカンパニークラウド」をはじめとした、採用管理システムを活用した掲載方法もあります。

採用管理システムで制作した求人ページがスタンバイに転載されますので、手続きも不要で掲載までの手間を省くことができます。また、スタンバイだけでなく、IndeedやGoogleしごと検索など複数媒体に対応しているものや、HPの制作や応募者管理までを無料で使えるサービスもあり、利用する企業が年々増えてきているのが採用管理システムです。

訴求力を高め採用力の向上も期待できる、最も効率的な掲載方法だと言えるでしょう。

スタンバイの仕組みと5つの特徴

ではここで、スタンバイの基本的な仕組みと、代表的な5つの特徴を整理しておきます。

ロボットによる求人情報集約の仕組み

スタンバイは、各求人サイトの情報を集約した「求人検索エンジン」で、IndeedやGoogleしごと検索などと同様のサービスとして多くの求職者にも認知されています。

WEB上にある求人情報を、ロボットのクローリングによって抽出し掲載するのが基本的な仕組みです。求人情報を手続きなしで自動的に転載することで、常時1,000万件以上という非常に多い情報を閲覧することを可能にしています。

スタンバイの5つの特徴

スタンバイの代表的な特徴5つを確認しておきましょう。

・豊富な求人数

スタンバイには常時1,000万件以上の求人情報が掲載されており、国内有数の求人数を誇っています。多くの求人情報が閲覧できることで、求職者(ユーザー)の利用が拡大し、2023年5月には月間ユーザー数が1,000万人を越えました。ユーザー数の増加に伴って、企業側の積極的な活用も年々増えてきている状況です。

・Yahoo!しごとカタログと連携

ユーザー数を増やす要因のひとつとなっているのが、Yahoo!しごとカタログとの連携です。企業の口コミなどが集まる「Yahoo!しごとカタログ」には求人検索機能があり、その機能をスタンバイが担っています。検索エンジンにおいて、Googleに次ぐユーザー数をもつYahoo!からの導線があるため、月間1,000万人を越えるユーザーを集めることができるのです。

・無料掲載が可能

スタンバイはクローリング機能による、無料掲載が中心のサービスです。自社ホームページやハローワークインターネットサービス、提携の求人サイトなどに掲載した内容が規定に沿っていれば、自動でスタンバイへ転載されます。多くの求人が無料で掲載されるのは、スタンバイの大きな特徴のひとつと言えるでしょう。

・幅広い雇用形態に対応

スタンバイでは正社員〜ボランティアまで幅広い雇用形態での募集が可能です。具体的には、

正社員・契約社員・新卒・インターン・アルバイト・パート・業務委託・派遣社員・ボランティアなどに対応しています。掲載規定を踏まえたうえで上手く活用することで、企業の採用活動の大きな助けになるはずです。

・工夫された検索条件

勤務地×キーワード(雇用形態やこだわりなど)のシンプルな検索方法から、こだわり条件で自分にあった求人を絞り込む方法まで、求職者の使いやすい検索方法が用意されています。

例えば働き方の項目なら、短時間勤務・シフト自由・在宅・土日祝休み・週2〜3日勤務・短期などからの選択が可能です。このほか給与や福利厚生のこだわりと掛け合わせることで、求職者は自分の条件にあった求人を探すことができマッチング率を高められる仕組みです。

企業にとってはミスマッチを減らし有効な応募を集めやすいため、双方にとってメリットのある検索システムとなっています。

スタンバイを利用した応募効果を高める方法

最後に、スタンバイからの応募数をより増やすために、企業側で工夫できる方法を3つご紹介します。

職種名をわかりやすいものに

職種名は求職者が最も注目するポイントですので、具体的に分かりやすく簡潔に書くことが大切です。たとえば「事務職」と募集するよりも、「不動産会社での営業事務」と記載した方が役割が明確になります。また、スマホに表示可能な30文字以内にまとめることも、非常に大切なテクニックです。

ターゲットに向けた仕事内容の紹介

欲しい人材が明確である場合は、事前に設定した採用ターゲットに向け、ピンポイントで訴求する内容にすることも効果的です。例えば「社会人経験3年以上の営業即戦力」が欲しい場合は、「異業種での経験が活かせる」点や「入社後のキャリアプラン」などをわかりやすく記載します。

ぼんやり多数向けに書かれた募集より、特定の人に向けた募集であると感じられる方が応募に繋がりやすいものです。ターゲットが明確であれば、メリットの訴求や不安点を解消する内容を丁寧に記載しておくことで、求める人材からの応募を集めることが可能になるでしょう。

採用管理システムを活用し、露出を高める

応募効果をさらに高めたい場合は、複数の求人メディアと提携している採用管理システムを活用することが有効です。たとえば前段でもご紹介した「アットカンパニークラウド」の場合は、スタンバイへの転載と同時に「Indeed」「求人ボックス」「Googleしごと検索」「キャリアジェット」などの求人検索エンジンへ掲載することも可能です。

また、掲載する求人情報のもととなる、企業の採用ページを無料で制作することも可能です。各求人検索エンジンへの掲載手続きなども不要で、簡単にかつ一気に自社求人の露出を高めることができます。応募者管理機能なども無料で利用することができるため、採用活動を大いに助けてくれるツールとなるはずです。

アットカンパニークラウドの製品情報はこちら

まとめ

今回は、「スタンバイ」へ無料掲載する方法をはじめとして、仕組みや特徴・応募効果を高める方法までを丁寧に解説しました。スタンバイの特徴や応募を集める工夫は、ご理解いただけたでしょうか?求人数が増加傾向にあるスタンバイを上手く活用するには、今や応募数確保のための工夫が必須になってきていると言えます。

ちなみに最も簡単で効率的な対策として、記事内でご紹介した「アットカンパニークラウド」の活用が良策です。複数の求人媒体への同時掲載や応募者管理のほか、採用HPの作成や公開を登録のみで無料で行うことができます。

これからスタンバイの利用を検討されている場合は、「アットカンパニークラウド」の活用もあわせてご検討ください。

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